「自宅生放送」または、「自宅生中継」という言葉をご存知ですか。
本来、プライベートな空間であるはずの自宅内で行なった行動や喋った会話の内容、電話携帯の通話やメール内容、PCなどの電子機器上で行なった作業内容、ネットで行なった行動内容などが筒抜けになり、被害が酷い人の場合は、テレビ、ラジオ、新聞、インターネット上のコンテンツやサイト、友人知人、街中で擦れ違う一般人を装った工作員などに仄めかされる現象です。下記は参考のページですが、実際に「自宅生放送」や「自宅生中継」で検索してみてください。
ある日から 自宅生放送?
http://arurihigaini.blog.fc2.com/blog-entry-19.html
http://arurihigaini.blog.fc2.com/blog-entry-19.html
集団ストーカー、電磁波攻撃被害者、さえの記録 自宅生中継!?
http://ameblo.jp/hardnats/entry-11218685301.html
http://ameblo.jp/hardnats/entry-11218685301.html
私も多くの経験がありますが、これに関しては証拠保全をしようにも行動が全部筒抜けで相手側に対策を講じられてしまうので難しく、また証拠保全の為の特殊な機器類の作成といつでも証拠を捕らえる体制作りが大変なので、証拠保全はこれからの課題になりますが。この手のものも第三者に伝えて理解してもらうのは本当に難しいです。証拠保全の知恵と努力が必要になってくるでしょう。
盗撮盗聴については、現存の技術で十分に実現可能なので、その辺りを説明してみたいと思います。これについても、考えられる仕組み技術は多岐に渡るので全てを網羅することはできませんが、考え付く範囲で説明のできるところを列挙してみたいと思います。
○ 【テンペスト(電磁波盗聴)】
PCや周辺機器に繋がるケーブル類などから発する微弱電磁波を遠方から傍受し、情報を盗む技術です。指向性アンテナを目的の電子機器に向けると、数十メートル離れた場所からでも、キーボードに入力された情報や画面に映し出された情報を別のPCに映し出すことが可能なようです。
PCの近くにある建物の梁や水道管などが導電性の素材でできている場合、それが電磁波を伝える媒体(中継アンテナのような役目)となることもあり、建物外に露出している管にリード線をつないでテンペスト(電磁波盗聴)が行われる場合もあるそうです。建屋の屋根裏、床下、壁の内側などに中継アンテナを設置し、送信することも可能だと思います。この技術は実証映像があるので下記で確認してください。
「テンペスト壁の向こうからパソコン画面を盗撮できる電磁波盗聴 」
https://www.youtube.com/watch?v=TR4YQA3KNUc
「10万円の受信機でパソコンからの漏洩電磁波を“盗聴”できる」――ISTがデモhttp://itpro.nikkeibp.co.jp/free/ITPro/NEWS/20041124/153009/
http://ameblo.jp/hardnats/entry-11218685301.html
○ 【レーザーマイクロフォン】
窓ガラスは、窓枠であるアルミ製のサッシに板ガラスが嵌め込まれているが、その板ガラスの周辺部にビート(ゴムパッキン)と呼ばれる緩衝材が巻かれている。硬質のアルミサッシと板ガラスの間にクッションがある為に、板ガラスは中空に浮いた格好で振動し易い。建屋の外部に面する部分としても室内の音に振動し易い場所と言える。レーザーを使用した盗聴は、この会話による空間の疎密波(縦波)の振動を受け、それに合わせて微妙に水平方向に揺れるガラス面の往復距離を精密に測って音に変換したものと言える。
例えるなら、昔のレコード。レコードの溝の上下の振幅を捉え針が上下し、その振動がスピーカの膜(コーン)の往復運動として空気を揺らし、また音の疎密波として再現される。実際の方法としては、レーザー光がガラス面に当たりガラスの振動によって反射光の強弱するものを捕らえる振幅変調。ガラス面の時間に於ける往復の変化量によりレーザー反射光の周波数が上下するドップラー効果を利用した周波数変調。ガラス面の微妙な距離によって戻ってくる反射光の位相が微妙にズレるのを利用した位相変調などある。
取り敢えず、振幅変調の実験映像の分かり易いものがあったので、下記を参照。
この場合は、ガラス面の変わりにスピーカーの振動面(コーン)に鏡面を付け、それに赤色レーザー光を当て、反射し戻って来た光をCdSセンサーに読み取らせて振動による光の強弱を音声に戻しています。Cdsとは、硫化カドミウムを使用した光センサーで、 光の強さに応じて電気抵抗が低下する抵抗器です。反射光がCdsセンサーに当たったときに音が拾えているのがよく分かります。まあ、この程度の装置では、そんなに遠くからは盗聴できませんが、周波数変調や位相変調などの精度の高い方式で、何百万もする機器なら数百メートル先からでも可能だと思います。
Laser Spy PhotoResistor test
https://www.youtube.com/watch?v=7bSG3ThL2L8&feature=player_embedded
しかし、このレーザーを使用した盗聴は発見され易い感じがします。ガラス面はハーフミラーのような状態で、反射する一方で部屋の中にも光が届きます。そして、その光が当たった表面は発光するので目視で見つかる可能性が高いです。また、タバコの煙や水蒸気、空気中に漂う細かい塵ホコリなどでも軌跡が見えます。可視光外の赤外線レーザーや紫外線レーザーでも見えそうです。
808nm 3w IR laser pointer 赤外線レーザーポインター
http://www.youtube.com/watch?v=4F2g526B-os
紫色緑色赤外線レーザーポイン
http://www.youtube.com/watch?v=NtbUYedMMUo
高出力レーザーポインター
http://www.youtube.com/watch?v=LFynxV9lqjY2 watt 808nm burn
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=X6QUz8lIdbAUV
(紫外線)レーザー医療器具(膿盆)マーキング
http://www.youtube.com/watch?v=wux9-2XxL5UUV
(紫外線)レーザー、ABS樹脂へのマーキング
http://www.youtube.com/watch?v=pVKRXtbqQbE
要は、反射光が戻らないようにすれば対策できるので、「すだれ」などでガラスの外面を覆い隠したり、外面が擦りガラス状態になっているガラス窓で光を乱反射させれば防ぐことが可能です。
○ 【コンクリートマイク】
特にアパート・マンションなどの場合は、レーザー盗聴を使うよりコンクリートマイクを使用した方が、より発見されにくく確実性が上がるでしょう。窓ガラスの場合は、単質で硬質の薄いガラス板が中空に浮いた状態なので振動し易いですが、壁などはしっかりと固定され、且つ分厚く施工方式によっては内部に断熱材などの異質の物質が入り遥かに振動が小さいです。それを聴診器の構造で直接に微弱な振動を読み取るものがコンクリートマイクです。人の通常の会話の帯域250~4kHz以外のノイズ成分をフィルタリングしてカットし、会話成分のみを高性能アンプで増幅します。これも更に中継器として無線機器を使って送信すれば、広い範囲で傍受できます。
レーザー盗聴やコンクリートマイクの対策として、会話が聞き取れない程の音楽やノイズを流したり、壁・床・天井・窓などに直接ノイズの振動を与えて傍受を防ぐ器機があるようです。
コンクリートマイク音声比較
http://www.youtube.com/watch?v=6diacWkt8JE
○ 【基本的盗聴器機】
三又プラグや延長テーブルタップ形のものは、裏にネジのないものや記号が記してあるものは要注意。ネジ式のものは実際に開けて確かめてみましょう。端子間に溜まった水分を含んだホコリによるトラッキング現象火災予防も兼ねて。壁コンセント(クリップ型盗聴器)もまた然り。このタイプは常時供給型なので、停電時等以外は半永久的に盗聴電波が送信されます。ただ、開けて確かめられるものは素人向けなので、国家規模で行なわれる集スト犯(プロ)がこの程度の器機を使うことはまずないでしょう。
盗聴器に注意!身近に潜む盗聴マニア…目的や種類一覧(画像を引用した参考ページ)
http://breaking-news.jp/2014/06/05/06753
http://breaking-news.jp/2014/06/05/06753